御存知の通り、歯科医師をとりまく環境は、明るい話ばかりではありません。
今までのような勤務医経験を活かしての、独立開業という歯科医師の
典型的な人生設計は、残念ながらうまくいかないことが多数あると思っています。
ではどうしたらいいのでしょう?
私は、「ビジネスマン」としてのスキルを身に着けることをおすすめします。
歯科医師としての技術はもちろん、コミュニケーションスキルや、
マネジメントスキル、クライアントとしての患者への提案・プレゼンスキル。
「先生」としてだけでなく、一般の社会人としても、世界に通じる一流のスキルを身に着けてみることで、歯科医師のビジネス領域は驚くほどに広がるでしょう。
「会社員」として働くというのは、ある意味では、
開業するよりも余程高い能力値を試される場面もあります。
相生会で働くことで、ある種の不自由さと引き換えに、技術とビジネス、
両軸において、圧倒的なスキルを安心して学べることを約束します。
それは、貴方自身を一生支える武器になってくれると思います。
長い人生の途中、歯科医師としての技術だけでは、
決して払拭できない不安にぶち当たった時、
ビジネススキル、コミュニケーションスキルが、きっと貴方を救ってくれると、
私は信じています。
相生会は、歯科医師の新しい生き方、可能性を本気で探し続けています。
その姿勢に共感し、私達と共に挑み成長し続けることができる人に、
会えるのを心から楽しみにしています。
私が歯科医師を選んだのは、「なんとなく」でした。業界に対する過度な期待や夢がなかったからこそ、歯科医師業界を俯瞰してみることができ、技術だけでなく、経営へとマインドをシフトできたのかも知れません。結果、7年間で全国に6院を展開できるようになりました。
私自身は、子供の頃からとても正義感が強くて、道理を大事にするタイプでした。勤務医時代に、社内システムに納得いかず、些細な事で、もめることもしばしば。そんな思いをしたからこそ、社内システムは自分自身が納得いくように「道理」の通ったものになるように心がけています。
私が最初に開業したのは、富山県の商業施設内の居抜き医院。スタッフの指導など、本当に様々な壁がありました。クリニックも増え、増収増益を続けていたのですが、組織の拡大を急ぎすぎたために内部統制がおざなりになってしまい、遠方の医院の管理に目が行き届かなくなってしまったんです。
今の経営は、そういった失敗から学ぶことでより大きく成長できたと思います。
今は、スタッフ、社員、関わる人々とイーブンな視点でビジネスに取り組んでいきたいと思っています。基本的には仕事はみんなで楽しくやりたいと思っているんです。今では、ひとりで突っ走りそうになったときに、しっかりと意見を言ってくれるスタッフもいるし、組織としてどんどん進化していると、そう感じています。